通常の光軸調整

安全なのは通常の方法でハイビームの光軸を調整し、ロービームの光軸が揃ってなかったら
下記「ロービームの・・・」に従ってバランスをとるという手順です。失敗しても簡単に元に戻せます。
危険度は増すけど簡単なのは、通常の方法でロービームの光軸を揃えた後、ハイビームを変更する方法です。

オレンジで囲んだ部分を回すと、上下の角度を調整できます。
・・・確か時計回りで上を向いたような。

緑で囲んだ部分を回すと、左右の角度を調整できます。
・・・確か時計回りで外側を向いたような。(笑)

確か7mm位のソケットレンチで回せます。 ドライバーの先が6角形の穴になっていて「+」や「−」等のビットを差し込んで使うツールがありますが、それで直接回せます。 (正式名称は知りません(笑))
限界を超えて無理に回そうとすると、歯車や内部パーツを壊す可能性があるのでご注意下さい。

ハイビームの光軸変更

ハイビームの光軸変更はロービームよりも手軽にできました。 ・・・その分、壊す可能性も高そうです。(笑)

光源の位置を上下左右に動かすと、光軸が反対側に動きます。
ハイビームの光軸を下げたい場合、光源の位置が上がるように変形させます。

私は写真のようにバルブ側を抑えて、台座をラジオペンチで変形させました。
光源の位置を右上に移動したので、光軸は左下に移動しました。

極端に移動すると照射範囲が多少歪みますが、明後日の方向を向いているよりマシでしょう。(笑)

無理に曲げるとスポット溶接が「パチン」とか鳴りながら取れますが、1箇所や2箇所なら大丈夫でしょう ・・・えっ、保証はしませんよ。(笑)

ハイビームをHID化したりしていて角度を簡単に変更できない場合、「ロービームの光軸調整」にある光軸を傾ける方法が使えるかと思います。

ロービームの光軸変更

HID、ハロゲンに関係なく光軸を変更できる上、気に入らなければ即座に元に戻せます。





ロービームの角度を少し上げるには・・・
写真のようなアルミ製のリングを作ってバルブの台座にはめ、ランプに装着するだけです。 厚みは1〜1.5mm位がちょうどいいみたいで、厚くするほどロービームが上向きになります。
写真内の寸法は参考値です。 曲線加工が面倒で結構修正したと思います。

1mm厚の他に0.3mm厚のリングを適当に重ね、左右の誤差を調整しました。

アルミ板の加工が面倒な場合、直径1〜1.5mmの金属線で代用できます。 下の写真は1.5mmのアルミ線を加工して、台座のフットプリントに収まるように整形した例です。 今思うと、12時、4時、8時の位置(台座の出っ張り部分)以外は二重にしても意味が無いですね。(笑)

リングや裸線の注意点は、
  • 金属製でないと熱で溶けます。
  • バルブやリフレクタの台座には3箇所の出っ張りがありますが、これは廃熱用の足です。 この足がつくる隙間を異物でピッタリ塞いでしまうと温度が異常に上昇し、HIDバーナー(D2Rなど)を改造して装着している場合はベース部分が溶けてしまいます。
の2点です。(今のところ)

ハイビームが水平の場合、1mm厚のリングを付けるとロービームはストックの2倍くらい遠くまで届くみたいです。 5mm位のリングを付けるとハイとローが同じ角度に・・・。(笑)

車体のヘッドランプ近くに「1%」と書かれたシールが貼ってありますが、これってロービームの勾配率でしょうか?

だとすると、ハイビーム水平でロービームは60m先まで届くハズですが、そんなに遠くまで照らしてますか?
具体的な数値は・・・室内にてハイビームが水平になるようにランプを固定し、5m離れた壁を照らして計測しました。 ハイ、ロー共にハロゲン球を使用し、ノーマルシェードのランプを使いました。
ストックの状態ではロービームがハイビームの約27cm下を照らしたのに対し、1mmのリングをつけると約14cm下を照らすようになりました。

ちなみに156のランプの地上高は約60cmなので、ストックではハイビームが水平だとしても、ロービームの中心は約10m強しか届かないようです。 多めに見ても、明るさが目視できる光は20m位しか届かないと思います。

国産車のロービームのようにリフレクタの角度を調整すると・・・ハイビームが夜空を照らすようになり、夜の山道では虫を沢山引きつけてしまいます。(笑)



ついでにHIDバーナー使用時の照射を(少しだけ)均等にする(参考的)方法も見つけました・・・
0.3mm厚のアルミ板を細長く切り、上で作ったリングの真下にあたる部分に1〜1.5巻きし、バーナーが下に傾くようにします。
左の写真のアルミ板は幅が広過ぎ&巻き過ぎで、半分位の幅でないとはめられませんでした。(笑)

両バルブを横から見比べると、ハロゲン球の光源の中心位置はセンターよりも1mm程度下にオフセットされているのに対して、HIDバーナー(D2R/S)は、ちょうど真ん中に位置しています。

僅かな差ですが、私の場合これがHIDバーナー使用時にハロゲン球よりも均一に照らさない原因の1つでした。 (もう1つはHID用シェードの大きさ/長さ)

現時点(080618)の個人的なHID化のオススメ案は、ノーマルシェードが使える短いタイプ(45mmくらい?)のバーナーを装着して、上記2つのトリック(角度と光源位置調整)を実施する方法です。 グレア光は諦めるのが無難だと思います。
・・・そのうち別ページで理由を書きます。(笑)
2008.06.30 追記:
1.5mmのアルミ線で作ってみました。
台座の出っ張り部分3箇所の周辺だけ、二重に当たるように整形しました。

ハイビームとの角度バランスはちょうど良い感じです。 アルミは柔らかいので、装着後に少し潰れたかもしれません。 配光ムラが増えますが、先まで照らせる事による視覚性の改善の方が勝っていると思います。

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