MAF前フィルターを弄る → 戻す

当初はスロットルのファンネル化を計画していたのですが、
スロットル手前のエルボー(ゴムで90°に曲がっているインテークパイプ)の内径がスロットル径と
大差ない事が発覚したので中止しました。「大径→小径」だと流速が上がるのでレスポンスアップを
期待できますが、逆だとレスポンスダウンの可能性が高いので・・・(トップスピードは上がると思うけど)
代わりに、MAF直前に付いているフィルターを弄って、空気の抜けが良くなるとどう変化するのか実験しました。

over view MAFセンサー直前の整流フィルターです。

プラスチック製の粗目フィルターと金属製の細目フィルターの二重構造になっています。

写真の矢印の部分で、パイプからツメが出ていて、 プラスチックのフィルターを抑えています。

(クリックで拡大画像)
plastic filter プラスチックのフィルター単体です。
metal filter 金属フィルターです。

2箇所にキー溝があり、回転しないようになってます。

フィルターを完全に取り去るとMAFの寿命や乱流による悪影響が心配なので、 金属のフィルターだけ残す事にしました。
metal filter with collor 金属フィルターだけではちゃんと固定されないので、 ステンレス板を加工して作ったカラーを入れて・・・
stuffed collor 周りの隙間をシリコン・シーラントで埋めて乱流を防ぎます。
しかしMAFセンサーって、それ自体が空気抵抗のような・・・。

センサー取り付け部に適当なガスケットをかまして少し引っ込めると、 それだけで流速が上がりそう・・・

センサーの値も狂うと思うので危険ですが、 面白そうなので次回レポートまでに試してみたいです。(笑)
rpm-power graph AlfaDiagによる馬力計測結果です。

青は昔測ったMAFフィルター改造前のグラフで、 赤は改造後のグラフです。

計測条件が大きく違うので、大雑把に捉えてください。 縦軸の高低よりも変化の仕方に着目した方がいいと思います。
特に異なる条件は、
  • 改造前(青):スタッドレス、向かい風、ウェット、旧MAF
  • 改造後(赤):ノーマルタイヤ、風なし、ドライ、新MAF、魂少量増
です。
また、両方とも機械的な内部抵抗の測定を省略してるので、 回転が上がるにつれて実際の出力よりも低い値になっていると思います。
rpm-torque graph トルク計測結果です。 注意点は馬力グラフと同じです。

大雑把な感想は・・・高回転型になりましたが、中低回転域も予想に反して悪くないです。 トルクグラフをみると分かりますが、 改造前の方が3000rpm〜3500rpm辺りの加速感は良いです。 街中など短距離で急加速したり峠を秒刻みで攻めるような乗り方がメインの場合は、 弄らない方が賢明だと思います。

改造後は3000rpm付近から始まる「第2の加速」が4200rpm付近まで続き、 その後も、徐々に弱くなっては行きますが、6500rpmまでキレイに回る感じです。 馬力グラフでも分かりますが、5000rpm以降の伸びは気持良くて新鮮です。

改造後の1500rpm辺りの出力が高くなっているのは、MAFセンサーが怪しいです。 原因はいろいろ考えられますが、詳細は未調査です。 ピギーバッグ系のコンピューターをつけて2000rpm以下のMAF値を補正したい気分ですが、 ECUの学習が進むと自然に無くなるかもしれません。 (期待はしていませんが(笑))
改造後の出力に関しては、バリエーターのタイミングが合っていない可能性があります。 通常は2000rpm〜4000rpmだけONになりますが、 少し違うタイミングを試してみたいと思ってます。
ちなみに、私の156は「レゾネーター外し+エアフィルターをCDAに変更」となっているので、 ストックの状態よりも高回転側が出力アップ、低回転側が出力ダウンしやすい仕様だと思います。 それでも中低速域がひどく悪化しなかったのはオドロキでした。

実は、MAFセンサーは新・旧共に怪しい状況です。 旧MAFセンサーは高回転域で薄くなる方に狂っているような感じで、 新MAFセンサーは低速域が濃くなる方向に狂っている気がします。

その他いろいろ確かめたい事があるので、 (かな〜り)後からレポート追加の予定です。 (BOSCH純正のMAFとO2が欲しいけど先立つものがない状況です(笑)。)
080615 追記:
ノーマルに戻しました。 特に不具合は無かったのですが、ガソリン価格が上がり過ぎ。(笑)
高回転型ではどうしてもスロットルを多めに開けてしまい燃費が悪くなるので・・・。

当初はエンジンの回転数にあわせてパイプ内の有効断面積を変化させるようなオモチャを付けようかと思っていました。
テキトーな調査によると、整流フィルターの格子による有効断面積の減少は18%程度のようです。 そこで、ソレノイドとセンサーを使って5000rpm以下ではフィルターありの断面積をシュミレートし、 5000rpm以上ではできるだけ内径が広くなるようなカラクリを作れば面白いと思ったのですが ・・・時間がないのとメンテナンス性が下がりそうなので、とりあえずボツにしました。

フライホイールを軽量化すれば似たような効果が得られるハズなので、こちらを優先する予定です。

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