バンパーを外そう!

余談のほうが説明よりも多いかもしれませんが、 私はこんな感じでバンパーを外しています。

bumper01.jpg
前準備です。最低限必要な工具は、
  • ジャッキ
  • ウマ2個(受け部分は平らで、布等を被せる)
  • トルクスドライバ(番号忘れました)
  • 5mmの六角ヘキサ棒
  • 10mmの六角ソケットレンチ
  • 柄の短い+ドライバ(角度は広め)
私はビットタイプのトルクスドライバを使いますが、 棒タイプのものでも作業できると思います。
Hand Brake

Akachan to Oba-san
あった方が作業が楽になる工具は、
  • T型レンチと延長バー(レゾネーターが取ってある場合)
  • 小型10mm六角ソケットレンチ(レゾネーターが付いている場合)
  • 柄の長い+ドライバ(角度は広め)
  • 角度つきテコ(先の真ん中が引っ掛け用に凹んでいる)
  • 作業用手袋
  • 懐中電灯など、簡単に移動できる投光機(写真なし)
です。

作業前には、ハンドブレーキを確実に引いてください。
面倒くさく感じるときは、作業中に杖をついたお婆さんとハイハイした 赤ちゃんが車体の死角を横断している姿を思い浮かべます。そうすると 心配になってハンドブレーキを引かずにはいられなくなります。(笑)

余談ですが(特にバイクで)峠を攻めているときも、ブラインドカーブに さしかかると、上と同じお婆さんと赤ちゃんがニコニコしながら道を横断 している姿が目に浮かびます。そのため「心のブレーキ」がONとなり、 カーブの先が視界に入るまでは減速かパーシャルを保つ事になります。
(クリックで拡大画像(笑))

bumper03.jpg 車体前側をジャッキアップします。ジャッキアップポイントの斜め前に ウマを掛ける突起部分があります。(写真中の赤い部分)ジャッキを降ろす 際には断続的にノロノロ降ろして、皿の中心で突起部分を押さえるように ウマの位置を調整します。

私はウマを掛けた終わったらジャッキを完全に降ろさずに、体重が 掛からない位置で固定します。これで万一ウマが外れても、無傷で いられる確立が少し上がります。またジャッキのレバーは、杖をついた お婆さんとハイハイした赤ちゃんと自分が引っかからないように外しておきます。(笑)

まず、エンジンルームのアンダーカバーを外します。前の5箇所はトルクス、 真ん中の2箇所は六角(ヘキサ)、後ろの2箇所は六角ボルトで留まっています。
bumper04.jpg
余談ですが、1つのカバーを3種類のネジで留めている事に対する不満を 見る事があります。以前乗っていた国産車はソケットレンチで同じような カバーの全てのネジを外す事ができました。しかし落とし穴がありました。 頭のサイズや径が同じでも、長さが違う事があるのです。 これだと取り付ける時に、最後まで締められたとしても不安が残ります。
156の場合ネジの頭の種類が違うので簡単に確認できますし、私が今まで作業した 範囲では頭のサイズが同じネジは長さも同じです。しかもヘッドランプを 外すまでなら、各種1つのサイズしか使用しないので整備性は良いと思います。
bumper05.jpg 次にバンパー上のカバー(3個)を外します。赤い矢印の先にあるネジを +ドライバで外します。真ん中のカバーは簡単に取れますが、左右のカバーは 下3箇所の穴に強く引っかかっています。出来るだけ指と手だけで垂直方向に 引っ張る感じで外します。

初めて外すときは「ギギー」という音がして、壊すのではないかと心配しました。 穴と突起にペースト状のシリコングリスを盛っておくと、次回から比較的 簡単に外せます。
bumper06.jpg 写真中の赤で囲んだ部分は、シリコングリス塗布奨励ポイントです。(笑)

カバーを外した後は、オレンジで囲んだ4箇所のトルクスネジを、 バンパーよりも1mm位上に上がるまで緩めます。
外す必要はありません・・・というか、外すと無くす可能性がありますし、 はめたままのほうがバンパーを付ける際に作業が楽になります。
bumper07.jpg ストックのレゾネーターが付いている場合、助手席側エンジンルーム前にある 黒いカバーを外します。これは+ネジ2箇所で留まっています。

エアフィルターを社外品に交換していなければ、レゾネーターが付いています。 交換していても、レゾネーターは残してある場合があります。
bumper93.jpg バンパーを留めているネジ位置の一覧です。
下の5箇所はアンダーカバーと共締めのため、この時点で外れています。 フロント上の4箇所は既に緩めたネジです。

残りは両サイドの5(トルクス)+1(六角ナット+ワッシャー)箇所と タップネジの4箇所です。

六角ナット+ワッシャーは次の写真の赤矢印の場所に下向きで留まっています。 これはキーになる固定ナットですので、先に外します。
2008.05.20 追記:
六角ナットで留めてあると思っていた図中赤の部分ですが、差し込み式でした!

(TSの場合)レゾネーターがあって簡単に手が回らないので、 バンパーを下に引くだけで外せるように考慮されていました。

イタリア流のホスピタリティーってとこでしょうか? 私は今までこれに気付かず、金属パーツ(写真下段の金属オス)をバンパーから外していました。(笑)

他のネジを外した後、最後にテコツールを使って外します!  (バンパーを手で引っ張ると、バンパーが変形しそうです。)

取り付けナットが回せるほど強く留まっているので、 初めて外す時はシリコンスプレーを射す等して、 できるだけ滑りを良くするのが無難だと思います。

(クリックで拡大画像)
bumper08.jpg レゾネーターが付いている場合は、写真の場所から小さなソケットレンチを 使って外せると思います。ちなみに平ラチェットを使うと、フレームがぶつかる ので外しにくくて仕方ありません。
レゾネーターがない場合は、エンジンルーム下から手を伸ばしたほうが楽に 外せます。

(金属製の引っ掛けパーツです。ナットを外す必要はありません!)
bumper08_c.jpg 運転席側横の(キーのナットと対になる)一番前のトルクスネジを、 エンジンルーム下から手を伸ばして外します。 下から覗くとネジの位置が遠くに感じますが、 肩を少し上げながら腕を伸ばすと簡単に届きます。
(金属製の引っ掛けパーツです。ナットを外す必要はありません!)
bumper09.jpg 次に運転席側タイヤウェルのカバー(の一部)を外します。
最初にハンドルを回して、タイヤを外に向けておきます。次に写真中赤で 囲んである部分4箇所のネジを柄の短い+ドライバで外します。1つだけ サイズが小さいですが、溝の幅や角度は他のネジと同じなのでドライバは 1で済みます。

オレンジで囲んだ所は、樹脂製の留め具が付いています。マイナスドライバでも 外せますが、角度つきテコ(先の真ん中が凹んでいる)の凹みの最後まで入れて 左右にひねると簡単に外せます。
bumper10.jpg ネジを外したらエンジン側を向いている小さいカバー(この時点ではネジ1つで 留まっている)を赤の矢印の方向に回転する感じでスライドさせて、前側カバーに 引っかかっているツメを外します。

このカバーは、ツメを外すだけでぶら下げておきます。
bumper11.jpg 次にメインのカバーの前側を外します。
この作業は手袋をしてないと話になりません。

コツは右手をバンパーの淵にもぐりこませて、結構強めに外側へ引っ張る事と、 左手でカバーを持って、長い矢印の向きにスライドさせつつタイヤ側へ引っ張る事です。

写真を撮る関係上片手づつしか写ってませんが、両手を同時に使います。(笑)
bumper12.jpg カバーの下側が外れたら、右手を徐々に上にスライドさせます。

バンパーとフェンダーの境にあたる部分に切れ込みがあるので、 ここまで外したら終わりです。
bumper13.jpg メインカバーをタイヤ側に倒すと、バンパーのサイドを留めているトルクスネジに 手が届くようになります。写真にある2箇所のトルクスネジを外します。


ハンドルを反対側に切り、助手席側も同じように外します。
bumper14.jpg 両サイドのネジを外すと、バンパー全体が動かせるようになるので、 前側にスライドさせてフレームから外します。

ウォッシャーのパイプはクイックリリースになっており、外しても 水が出ないハズなのですが、私のは勢い良く出てきました。後で調べたら 中の弁がちぎれて取れていました。AlfaRomeoらしい・・・(笑)
フォグランプの配線も簡単に取れるようになっているので、水が漏れな かったらバンパーをどこか安全な場所に移動する事をお勧めします。
bumper15.jpg ついでに・・・ヘッドランプは3箇所で留まっています。上と左下は六角ナットで、 右下は突起金具がボディー側に刺さる仕組みです。
これも角度つきテコを使うと簡単に外せますし、外した後はペースト状の シリコングリス塗布を強力にお勧めします。

ヘッドランプへの配線は、下の写真ようなカプラーを3個使っています。 矢印の部分にドライバを当て、金具を内側にスライドさせながら外します。 3個とも形状が違うので、間違ってつける心配はありません。
バンパーの取り付けは、
  1. バンパーをフレームに乗せてトップ4個のトルクスで緩く仮留め
  2. サイドのキーになっている六角ナット+ワッシャー助手席側の差込み及び対のトルクス1個を本締め
  3. 助手席側バンパーサイド、残り2本のトルクスを本締め
  4. 助手席側タイヤウェルカバーをバンパー内に入れてネジ留め
  5. 運転席側バンパーサイド、残り2本のトルクスを本締め
  6. 運転席側タイヤウェルカバーをバンパー内に入れてネジ留め
  7. アンダーカバーをはめて、バンパーエンドのトルクス(左右タイヤに近い2個)だけ本締め、他のネジは仮締め
  8. バンパートップのトルクス4個を本締め
  9. アンダーカバーの残りのトルクス3個を本締めした後、ヘキサネジ2個、六角ボルト2個の順で本締め
  10. バンパー上のカバー3個とレゾネーター上のカバーを取り付け
でいけます。
またチリ合わせに関しては、
  • バンパーサイドのナットとトルクス5個は強く締めない
  • バンパートップのトルクス4個を本締めする時に、バンパー全体を持ち上げるように位置決めする
で比較的上手くいきます。 また、「HIDを装着」の2ページ目にもチリ合わせの話題が少し載ってます。
(私の156の場合です。個体によって違うと思います。)
bumper94.jpg 注意点としては、
  • タイヤウェルカバーを付けた後は、バンパーの内側にあるツメがカバーを押している事を確認する
  • アンダーカバーのネジは必ずトルクスネジを先に締め、後からヘキサ、最後に六角ボルトの順で取り付ける
    (そうしないとカバーがねじれた状態で留まり、割れやすくなる)
です。

書き忘れている事があると思いますが、思い出せません。(笑)
ヘッドランプの取り外しやホーンの交換などにお役立てください。

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